2019年 学会レポート①
先日、札幌で行われた第62回日本形成外科学会総会・学術集会に参加してきました。
全国から形成外科の先生が集まり、国内で開催される、形成外科最大の学会です。

学会では日頃の研究や症例の報告、シンポジウムなどが開かれ、
形成外科・美容外科に関する最新の情報を知ることができます。
今回の学会でアートメイクに関する気になる発表があったのでレポート致します。
アートメイクを受けるにあたりが不安に思うことを解決してくれたのが、
東京にあるPMU渋谷(渋谷の森クリニック)の冨田祥一先生です。
これまでも、アートメイクとMRI検査における安全性など、
アートメイクに関する数多くの研究を発表されている先生です。
今回の発表は2017年1月からの2年間、699名を対象にPMU渋谷で実施した、
眉やアイラインへのアートメイクに関するアンケート調査を元に、
アートメイクの安全性、すなわち合併症の頻度についての報告でした。
まず対象が約700名、その症例数の多さに驚きました。
調査結果ですが・・・
アートメイクの施術の後、眉の場合は痒みを感じる方が多く、
アイラインの場合は腫れやすいという結果でした。
眉の痒みは、誰もがカサブタが出来る時に起こる痒みと同じ症状と考えられます。
瞼は元々腫れやすい部分だからと考えられます。
いずれも数日で治まる軽い症状とのことでした。
私が注目したところは感染症とアレルギーについてです。
感染症を起こした方は699名中わずか3名、0.5%でした。
感染をしたと回答した3名は、施術部位に触れることを怖がってしまい、
施術後の眉へしっかりとした処置が出来ていなかったようです。
しっかりした処置とは、やさしいく丁寧に洗うこと。

そしてその後抗生物質入りの軟膏をキチンと塗ることです。
やはり、クリニックの指示をきちんと守ることはとても大切のようです。
今回の調査でアートメイクを行っているPMU渋谷(渋谷の森クリニック)では、
医師、看護師が手術と同じような清潔環境で、
滅菌された針と色素を用いてたのが低い感染率につながったと報告しています。
しっかりとした医療機関で施術を受けることが、衛生的で安心だと思いました。

また、アレルギーを認めた方は699名中、1人もいませんでした。
PMU渋谷(渋谷の森クリニック)で使われている色素はBioTouch社のもので、
アレルギーを起こしづらい酸化鉄などの成分が使われていて、
酸化鉄は化粧品や食品添加物といった身の回りの物だけでなく、
MRIの造影剤として医療現場でも用いられているそうです。

アートメイクで入れる色素は体内に残るものなので、その安全性はとても大切です。
デザインがいいのはもちろんのこと、
安心・安全な施術を受けることをお薦めします。
今後も最新の学会情報をお届けします!
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